龍泉寺は、岡山市北区下足守にあり、奈良時代天平勝宝年間(749~757年)に、この地で山岳修行していた報恩大師が創建したと伝えられています。
古来、磐座(いわくら)信仰の霊地で、修験道を極めた報恩大師の山岳修行の場であったと共に、龍王山の西麓にあり、龍神を雨乞いの神・水の神として信仰し、お稲荷さんを農耕の神・豊作の神として信仰する民間信仰の霊場です。
現在の龍泉寺は、中興開山の祖である承進院日護聖人(明治38年に88歳で没)により明治初期に再興大成されました。明治維新に職を失った多くの下級武士が、日護聖人の下に集まり、信仰と生活を共にしました。現存する石垣と建物の多くは、その当時建造されたものです。
寺号は、明治22年に大渓山龍泉寺を継承し、昭和26年に日蓮宗最上教派の本山になり、"最上本山 御瀧 龍泉寺″と改めました。
最上位経王大菩薩(最上様・お稲荷さん)、八大龍王(水の神様)、鬼子母神(子供の守り神)、三面大黒天をお祭りしています。
龍泉寺の縁起
行事案内
新年開運祭 (1月1日~15日)
新年にあたり、皆様のご開運・ご多幸と仕事のご繁栄・ご発展をお祈りします。
初午祭 (2月初午日)
故事から初午の日に、五穀豊穣・商売繁盛の神、最上様(最上位経王大菩薩)をお祭します。
本殿のご本尊、最上位経王大菩薩(最上様)を1年に1回ご開帳します。
初午祭の時は、拝殿から本殿へ架設の橋がかけられ、拝殿でお祈りした後、本殿にお参りします。ご本尊の最上位経王大菩薩を拝顔し、功徳をいただきます。
八大龍王祭 (4月第3日曜日)
八大龍王は水の神様、龍神です。人の願いにあわせて、8つのお姿に変身し、人々を救うと言われています。
雨を降らす力を持ち、雨乞い、五穀豊穣、鉄の精錬など生命の源泉である水にまつわる神として祭られています。
"龍王池″は、八大龍王の御神体で、池の南にある八大龍王大宝塔の前で、祭事がおこなわれます。
お滝祭り (7月第4日曜日)
龍泉寺の夏季大祭です。降神祭、放生祭(ほうじょうさい)、御神輿滝入祭(おみこしたきいりさい)の祭事が行われます。
降神祭では、当日未明に本殿で、お祭りしている神々が"御神輿″に降神されることをお祈りします。
放生祭では、御神輿は八大龍王の聖池に神幸して、生き物の霊への感謝を込めて、祈願された若鯉が願主によって一尾一尾放流されます。
御神輿滝入祭では、神幸した御神輿は御滝本殿に安置し、祈願し、御神輿は滝の中に入り、六根清浄などの神事が行われます。御神輿に納められた願主の祈願旗は、御滝に浄められ願いが神に届けられます。
身代地蔵尊祭 (10月第3日曜日)
備前一宮から龍王山を超えて備中足守へ通じる里道があり、鯉岩付近で追いはぎが出没しました。貞享(じょうきょう)年間(1684~1687年)に上足守上之町の人々が身代りにと地蔵尊をお祠りしました。
昭和16年10月18日に、地蔵尊のお祭りが上足守上之町から龍泉寺に移されました。それ以後、龍泉寺が"身代り地蔵尊祭″を10月に行い、家内安全、身体健全、病気平癒などお祈りいたします。
御火焚大祭 (12月第2土・日曜日)
御火焚大祭では、一年間お祀りしたお札やお守りを焚き、火の持つ霊力で家内安全、無病息災などのお願いをします。
ご祈願で参拝される方のために、2日間、数回に分けて加持祈祷が行われます。
初日の午後九時から拝殿でお祈りし、拝殿の西側に用意された護摩壇で、用を終えたお札やお守りを焚き上げます。
参拝者の中には、“炎が龍の姿に見えた”と崇められる方もおられます。
新着情報
- 令和6年10月20日
- 身代地蔵尊祭2024が行われました。
- 令和6年7月28日
- お滝祭り2024が行われました。
- 令和6年4月21日
- 八大龍王祭2024が行われました。
- 令和6年4月20日
- 御瀧落慶法要が行われました。
- 令和6年2月12日
- 初午祭2024が行われました。
- 令和6年1月20日
- 寒行2024が行われました。
- 令和6年1月6日
- 寒行2024の申込終了のお知らせ。
- 令和5年12月30日
- 「龍王の瀧」改修工事完了のお知らせ
- 令和5年12月10日
- 御火焚祭2023が行われました。
- 令和5年10月15日
- 身代地蔵尊祭2023が行われました。
- 令和5年7月23日
- お滝祭り2023が行われました。
- 令和5年4月16日
- 八大龍王祭2023が行われました。
- 令和4年12月10日
- 御火焚祭2022が行われました。
- 令和4年10月16日
- 身代地蔵尊祭2022が行われました。
- 令和4年7月24日
- お滝祭り2022が行われました。
- 令和4年4月17日
- 八大龍王祭2022が行われました。
- 令和4年2月10日
- 初午祭2022が行われました。
- 令和4年1月20日
- 寒行2022が行われました。
- 令和4年1月6日
- 寒行2022の申込終了のお知らせ。
- 令和3年12月12日
- 御火焚祭2021が行われました。
- 令和3年10月17日
- 身代地蔵尊祭2021が行われました。
- 令和3年7月25日
- お滝祭り2021が行われました。
- 令和3年4月27日
- 龍王池と八大龍王の案内板を一新しました。
- 令和3年4月18日
- 八大龍王祭2021が行われました。
- 令和3年2月3日
- 初午祭2021が行われました。
- 令和2年12月13日
- 御火焚祭2020が行われました。
- 令和2年10月18日
- 身代地蔵祭2020が行われました。
- 令和2年7月27日
- お滝祭り2020が行われました。
- 令和2年7月13日
- お滝祭り2020行事内容変更のお知らせ
- 令和2年4月19日
- 八大龍王祭2020が行われました。
- 令和2年2月9日
- 初午祭2020が行われました。
- 令和2年1月14日
- 寒行2020の申込終了のお知らせ。
- 令和元年12月21日
- 辰年・巳年の守護石像を設置しました。
- 令和元年12月15日
- 御火焚大祭2019が行われました。
- 令和元年10月20日
- 身代地蔵尊祭2019が行われました。
- 令和元年7月28日
- お滝祭2019が行われました。
- 平成31年4月21日
- 八大龍王祭2019が行われました。
- 平成31年3月6日
- 山火事を想定した消防訓練が岡山市西消防署が主催して実施されました。
- 平成31年1月20日
- 寒行2019が行われました。
- 平成30年12月22日
- 寅年・卯年の守護石像を設置しました。
- 平成30年12月9日
- 御火焚祭2018が行われました。
- 平成30年10月21日
- 身代地蔵尊祭2018が行われました。
- 平成30年9月26日
- 11月11日に紅葉スタンプラリー2018が開催されます。
- 平成30年7月22日
- お滝祭2018が行われました。
- 平成30年4月15日
- 八大龍王祭2018が行われました。
- 平成30年3月10日
- 英語版のホームページを公開しました。
- 平成30年1月20日
- 寒行2018が行われました。
- 平成29年12月26日
- 子年と丑年の守護石像設置しました。
- 平成29年7月16日
- 永代供養墓の動画を掲載しました。
- 平成29年7月23日
- お滝祭り 2017が午前10時30分から行われました。
- 平成29年4月16日
- 八大龍王祭が行われました。
- 平成29年1月20日
- 寒行が行われました。
- 平成29年1月6日
- 龍泉寺の案内冊子をリニューアルしました。
- 平成28年12月25日
- 十二支守護石像の奉賛事業を掲載しました。
- 平成28年7月24日
- お滝祭り 2016が午前10時30分から行われました。
- 平成28年7月3日
- 優鉢羅龍神(うはつらりゅうじん)のニックネーム投票のページを開設しました。
- 平成28年7月24日(日)にお滝祭を行います。
- 平成28年6月6日
- 酉年の守護石像を準備しています。
- 平成28年4月19日
- 「龍王池伝説」のページを新設しました。
- 平成28年2月21日
- 龍神の松の散髪が行われました。
- 平成28年2月6日
- 初午祭が行われました。
- 平成28年1月21日
- 寒行が行われました。
- 平成27年12月12日・13日
- 御火焚大祭が行われました。
- 平成27年10月18日
- 身代地蔵尊祭が、午前10時から行われました。
- 平成27年7月31日
- 「お滝祭り」のページを新設しました。
- 平成27年7月26日
- お滝祭り 2015が午前10時30分から行われました。
- 平成27年7月15日
- 十二支の未と午の守護石像を建立しました。
- 平成27年5月1日
- 日護聖人生誕200年記念事業に向けて整備を始めました。
- 平成27年4月19日
- 八大龍王祭が、午前10時から行われました。
- 平成27年4月15日
- 龍王池と八大龍王の案内板を設置しました。
- 平成27年2月11日
- 初午祭が、午前10時から行われます。
- 平成27年1月20日
- 大寒の滝行が、午前6時から行われます。
- 平成27年1月1日~15日
- 新年開運祭
- 平成26年11月11日
- 「お知らせ」のページを新設しました。
- 平成26年11月6日
- 11月16日(日)10時~14時に、龍泉寺の秋を楽しむ「龍泉寺の紅葉スタンプラリー」が行われます。
- 平成26年10月1日
- 最上本山 御滝 龍泉寺のホームページを公開いたしました。